1日8時間の仕事時間は長い!無理する必要はない5つの考え方

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今日もようやく仕事が終わった~!

ポチ
ポチ

この調子で、毎日8時間も働くなんて、つらすぎるよ!

ポチ
ポチ
恭一
恭一

それはきっと、8時間常に無理をしているからかもしれないね。

そうかなあ?

ポチ
ポチ
恭一
恭一

なかなか自分では気づかないかもしれないけどね。

恭一
恭一

それに、8時間常に集中する必要もないんだよ。

毎日クタクタになりながら、仕事を頑張り過ぎていませんか?

「社会人なんだし、8時間しっかり働かないと」と自分を追い込むのは、今日で終わりにしましょう!

8時間という長い労働時間全てに、真面目に取り組む必要はありません!

「そんなこと言っても仕事なんだから、しっかり8時間働くのは当然じゃないの?」と疑問に思われるかもしれません。

ですが、仕事はそこまでして働く価値はないですし、無理をする必要も一切ないのです。

では早速、無理する必要はない5つの考え方をご紹介します!

目次

考え方1:集中力が持続しないから

8時間ずっと集中しろ!なんて無理な話だよね。

ポチ
ポチ

そもそも人間は、8時間もの長い時間を集中することが出来ません。

私達が集中して取り組める時間は、せいぜい5時間程度であることをある研究が発表しています。

つまり、現代の1日8時間、週40時間の労働時間は、あまりにも長すぎるのです。

そもそも、この8時間労働は労働基準法が制定された時に定められたもので、制定時から70年以上もの前の価値観によって定められたまま、現代に至っているのです。

当時の産業と働き方の価値観が違うのにも関わらず、労働時間だけはそのまま変わらないという問題が発生しているのです。

また、メルボルン大学の研究機関では、週に25時間以上の労働は体に悪いとされ、仕事のパフォーマンスが高い人の一日の労働時間は3~5時間だというのです。

つまり、8時間という長い時間を働き続けるのは、人間には無理があるということです。

出典:科学的に判定出ました。週25時間以上の労働は身体に悪い!

さらに、男性にとっての最適な労働時間は週25~30時間であり、女性は週22~27時間で、それ以上は認識能力に悪影響を与える可能性があるのです。

それにも関わらず、「8時間も集中し続ける」というのは、あまりにも荒唐無稽な話なのです。

今の仕事の労働時間を減らすのが難しいのであれば、集中する時間を絞ることが、適切と言えるでしょう。

考え方2:体調を崩すから

実際に頑張り過ぎて、仕事を休んだことがあるよ。

ポチ
ポチ

長い時間仕事を集中して取り組めても、最後に必ず体に限界が訪れます。

考え方1でもご紹介した通り、長時間の労働は身体に悪影響を及ぼすことは、明らかです。
仮に、長時間働いたとしても、生産性が向上するとは限りません。

8時間毎日働いても、仕事が早く片づくわけでもなく、さらに言えば人間の体は長時間働くことに、適応できないのです。

国別の労働時間と労働生産性を比較した資料では、労働時間が他国より短いルクセンブルクやノルウェーの労働生産性は、世界でもトップクラスなのです。

ルクセンブルクの労働時間は1500時間程度で、これは一日6.5時間しか労働をしていない計算です。にもかかわらず、時間当たりの労働生産性はOECD中2/36位という非常に高い順位にいます。

同様に、ノルウェーの労働時間は1400時間程度で、時間当たりの労働生産性はOECD中3/36位という、驚くべき位置についています。

つまり、生産性を向上させるために、長い時間働く必要はないということです。

出典:労働生産性の国際比較2019 

少ない労働時間でも、生産性を高めている国がある以上、あなたが8時間しっかり仕事をしても、ストレスが蓄積する一方です。

実際にあなたも、短い時間で集中した時の方が、普段よりも仕事が効率良く進んだ経験が、あるのではないでしょうか。

8時間真面目に仕事をしても、生産性も上がらず体に悪影響を及ぼすことばかりなので、仕事はほどほどにしましょう。

どの程度の集中で、仕事をこなせばいいか分からない人は、こちらも参考にしてください。

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考え方3:給料が上がらないから

恭一
恭一

残業で稼げるお金は微々たるもの。真面目に働いても、得は少ないよ。

仕事は基本的に結果を評価するので、仕事を真面目に取り組んだとしても、その過程は給料に反映されません。

「残業すれば、給料上がるじゃん!」と思われる人もいますが、残業で稼げるお金は基本給の割増ですから、たかが知れた金額なのではないでしょうか。

もし8時間以上働いたとしても、増える金額は少額で、基本給が上がるわけではありません。

それでは基本給を上げてしまえばいいと考えると思いますが、日本では基本的に役職が上がらなければ、基本給が上がらないのが一般的です。

言ってしまえば、基本給を上げるまでの労働時間やあなたの頑張りというのは、昇給前には全く反映されません。

昇給までにあくせく働いた8時間の積み重ねは、昇給という結果を得なければ、真面目に働かなかった同僚と同じ給料になるのです。

長い時間仕事をしても、それが必ずしも給料を上げるとは言い切れないのです。

8時間の仕事内容を、集中する時間帯を決めて働いても、8時間ぶっ通しで真面目に取り組んでも、給料は同じです。

であれば、もらえる給料が同じで、体調を崩す危険性もない前者の取り組みの方が、有益と言えるでしょう。

仕事を長時間すれば、残業代は増えますが、基本給は上がらず、心身ともに大きな悪影響を受けると考えると、デメリットの方が、大きいでしょう。

こちらにも、給料が上がらない理由を掲載していますので、是非参考にしてみてください。

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考え方4:プライベートが疎かになるから

恭一
恭一

8時間労働というけど、拘束時間も含めると、プライベートな時間はほとんどないよね。

仕事の拘束時間も含めると、8時間どころではすまないので、結果的にあなたが自由に使える時間は減っていきます。

「平日は8時間労働で、家に帰っても疲れが抜けず、休日の2日でも疲れが抜けず、プライベートが充実していない!」と感じている人は、少なくありません。

日中のほとんどの時間を、仕事に奪われた結果、プライベートを楽しむ余裕は、肉体的にも精神的にも残されていないでしょう。

プライベートを充実させ、しっかりとした休息が取れないとどうなるか。

疲れ切った状態で仕事をするので、モチベーションが維持出来ないことももちろんですが、勤務問題で自殺やストレスによる精神障害を発症する可能性が、一気に上がります。

実際に厚生労働省が発表している資料にも、勤務問題を理由に自殺する人や、精神障害等の労災認定件数も、増加傾向にあります。

長い時間働いた後に、プライベートを楽しもうなどという気力は、気づいた時には失われているでしょう。

出典:令和2年版過労死等防止対策白書 3 自殺の状況
    精神障害に関する事案の労災補償状況

普通であれば休みの日には、家でのんびりしたり、誰かと遊びに行くことがプライベートを充実させますが、8時間も長い時間仕事をすると、疲れ切ってそれどころではありません。

趣味に没頭する時間も次第に失われ、休みの日はただひたすら体を休めるだけになり、最後には長時間労働のストレスで休職なんてことも、起こり得るのです。

プライベートを楽しむ余裕すらなくなる前に、体調に気をつかって、仕事に余裕を持って取り組みましょう。

考え方5:転職すればいいから

恭一
恭一

長時間労働から抜け出すために、転職するのは一つの手段と言えるね。

今の時代、転職が当たり前になっていますから、8時間もの長い時間を、無理に頑張る必要はないのです。

8時間労働をおかしいと感じるのであれば、転職を視野に入れた活動をするべきです。

仕事漬けの毎日で疲弊する前に、転職という危機から逃れる手段を用意しておきましょう。

今までご紹介した考え方を見て頂ければ、8時間という長時間労働は、長い時間のわりに見合った結果を得られないどころか、デメリットが多いということが分かったと思います。

その状態で、いつまでもその仕事を続けることが、あなたにはできますか?

「労働時間が長い!」と感じているのに、その場に留まり続けていては、何の解決にもなりません。

長時間労働に疑問や不満を感じているのであれば、それを解決するべく転職という手段を取るのは、非常に論理的であり、全く恥ずべきことではありません。

長い時間仕事をしても、割に合わないことがほとんどですから、転職をしてあなたにあった仕事を始めることが、結果的にあなたの成長を促します。

今の時代なら、リモートワークを取り入れている企業や、有給休暇の取得を促している企業を、転職エージェントに相談することで、新しい道に進みやすくなっています。

8時間という長い労働時間を、無理して一生懸命取り組むのではなく、あなたにとって快適に進めることが出来る、仕事かどうかを考えてみましょう。

「そうは言っても、退職するのはやっぱり不安」という方は、是非こちらの記事も参考にしてみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「1日8時間の仕事時間は長い!無理する必要はない5つの考え方」をご紹介しました。
考えるべき5つのことをまとめますと、

  1. 集中力が持続しないから
  2. 体調を崩すから
  3. 給料が上がらないから
  4. プライベートが疎かになるから
  5. 転職すればいいから


以上が、5つの考え方になります。

1日8時間労働を、週に5日間続けるのですから、常に全力で仕事に取り組めば、心も体も限界が来ます。

大切なのは、労働時間の全てにおいて集中するのではなく、集中すべき場面や作業に集中し、そのための体力を養うことです。

無理をしない程度に仕事を行うことが出来れば、誰も文句は言わないはずです。

どんな仕事をしていても、まずはあなた自身を優先するように心がけましょう。

皆さんがこれからの仕事を、充実したものに出来るよう応援しています。

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