仕事が終わり、家に帰るとぐったりと疲れていて、「もう何もできない状態」だったりしませんか?
ぐったりするほど疲れを感じている時は、心と身体に強く負担がかかっている状態であることは間違いありまえsん。
そして、それは「これ以上、負荷をかけ続けると心身に害が出ますよ」というサインでもあるので、注意することが必要です!
最悪の場合、疲れを感じていても、まだまだいけると頑張りすぎて入院となり、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
そうならないために、疲れを感じたら早め早めにケアをして、疲れをとっていくことが大事です。
今回はぐったりしているあなたに、疲れを取る方法をご紹介していきたいと思います。
そもそも疲れは2つに分別される
最近の研究では、疲れというものは大きく二つに分類できることが分かっています。
- 末梢性疲労(体の疲れ)
- 中枢性疲労(脳の疲れ)
まず末梢性疲労というものは、体が疲れることによって、筋肉内のエネルギーが減り、血流は悪くなり本来の筋力は発揮できなくなってしまう症状のことを言います。
体の疲れであれば、ゆっくり休むようにすれば回復しやすいです。
次に、中枢性疲労というものは、ストレスや精神的な疲れのことを言います。
例えば、楽しい趣味ならいくらやっても疲れを感じないのに、やる気の起きない仕事ではやたら疲れを感じますよね。
ストレスが大きいと脳内で筋肉の疲労と同様な反応が起き、脳細胞がダメージを受けて疲労を感じてしまいます。
心身ともに長らく疲労を蓄積していくと慢性疲労となり、大きく体調を崩したり、精神的にもノイローゼ気味になってしまいます。
そのため、日頃から体も脳も適切な方法によって、疲労をしっかりとっていくことが大切なのです。
そして、疲労を溜めがちなら、生活リズムの改善や仕事の見直しも必要です。
慢性的な疲労とならないように、規則正しい生活習慣と、仕事は詰め込みすぎないような業務スケジュールにしましょう。
おすすめの疲れを取る方法
疲労感で大変なことになっているあなたに向けて、ぜひ試していただきたい疲れを取る方法をご紹介します。
可能な限り今すぐに試していただきたいです。
なぜなら、回復が早い方がメンタル的にも身体的にも良いからです。
早く回復させて万全な状況にしていきましょう。
方法1:仮眠・睡眠をとる
睡眠は疲労回復のために一番効果的です。
可能なら日中、昼休みなどに20分程度の仮眠が取れると、帰宅後には疲れも軽減されますのでとてもお勧めです。
20分間の眠りが有意義なのは、脳が深く眠る前に目覚められるので眠気や倦怠感が残らず起きることができるからです。
そして、質の高い睡眠を取るためには、この後に提案する運動や入浴も合わせて行うと効果的です。
他に気を付けるべきことは次のことです。
- 起きる時刻と寝る時刻は一定にする
- 寝心地のいい寝具にする
- 寝室はなるべく暗くする
- 起きたら太陽の日を浴びる
- アルコールは取りすぎない
- カフェインは夕方まで
以上のことに気を付けた上で、ぐっすり眠り、スッキリと疲労回復してください。
昼寝ができない状況で、帰宅後本当にぐったりな日があれば、その日は早めに寝て疲れを取ってリセットしましょう。
方法2:栄養のある食事をとる
疲労回復したいのであれば、栄養のある食品を食べることも大事です。
毎日の食生活に取り入れましょう。
オススメの5つはこれです!
- 鶏むね肉
- 豚肉
- カツオ
- レバー
- うなぎ
1と3には、最近話題の「イミダゾールペプチド」という栄養成分が豊富で、長距離を飛ぶ鳥や回遊魚の筋肉にたくさん含まれます。
鳥や魚はどうしてあんなに長く飛べたり、回遊したりできるんだろう?という謎の元に研究されたそうです。
イミダゾールペプチドは疲労の原因の一つである活性酸素を抑え(抗酸化作用)疲労を軽減する働きに特に優れています。
2の豚肉ですが、ビタミンB1が豊富で体の疲れやすさを改善します。
ただし、この栄養素は水溶性なので溜めておけませんからちょくちょく食べることが大事です。
4のレバーですが、鉄分が豊富で有名ですね。特に豚のレバーがダントツです。
鉄分は酸素を全身に送る機能があり、体温維持や疲労の防止が見込まれます。
5のうなぎですが、大昔から夏バテ予防として食べる習慣がありますね。
うなぎには、ビタミンEがとても多く含まれています。
ビタミンEは強い抗酸化作用があるので、体の不調の救世主とも言えるビタミンです。
調理がなかなか難しい場合は、サプリで摂取というのもまずはアリですね。
ただし、食事は良く眠れるよう、就寝時刻の2時間前に終えるようにしましょう。
まずは効果的な栄養を摂取してみて、疲労回復を体感してみてください。
方法3:人と話す・日記をつける
気のおけない相手に本音を話し共感してもらったり、たわいもないお喋りをしたりするのはとても心がほっとするものです。
このように思いを吐き出すということは、心と脳のストレス解消に効果的です。
相談や、カウンセリングもこの効果の一つです。
または、ちょっと昭和っぽいですが(笑)海に向かって叫ぶのも有効です。
日記に悩みを書き出すだけでも、心が癒されるものです。
書き出すことで頭の中がスッキリし、悩みもはっきりさせる効果もあります。
心の疲れを溜めないためにも、なるべくストレスフリーに生きていきたいものですよね。
方法4:適度な運動をする
ぐったりしてしまって運動どころじゃないという方でも、適度な運動は必要です。
なぜなら、疲労した体は筋肉が固まり血行が悪くなり、細胞が老廃物を排出することも困難になります。
むしろ運動によって全身の結構を結構を良くして、体内の疲労物質を取り除くことができるわけです。
例えば、無理せずできそうなところで、ストレッチやヨガはいかがでしょうか。
お風呂上がりに行うと体もあったまっていて、筋肉も伸びやすく血流を高め筋肉への酸素供給が促されて疲労回復に効果的です。
時間や体力に余裕があれば、有酸素運動としてウォーキングもオススメです。
呼吸循環器系が活発になるので、より血行が良くなります。
このような運動を続けるとセロトニン(不足すると抑うつ状態等を招くもの)が増えます。
疲れている時こそ、できる範囲で運動してみましょう!
方法5:入浴をする
ソファに横になって気づいたら朝になっていた!なんてことはありませんか?
それを防ぐためには帰宅後すぐに風呂に入ると、血行も良くなり、心身ともにリフレッシュされ眠気も覚めるのでお勧めです。
それに人は、湯船に浸かると幸福度が増すという調査結果もありますよ。
入浴剤は炭酸ガス入りが疲労回復に効果があります。
他にはソルト(塩)入りや、重曹入り、クエン酸配合なども人気ですし効果が高いようです。
そして温度はぬるめ(38〜40度)にすることによって、副交換神経が優位になり睡眠前のリラックスにつながります。
好みのアロマオイルを湯船に数滴落とすだけでも、癒しの効果があります。
最高に気持ち良いバスタイムを楽しんでください。かなり疲労回復できるでしょう!
疲れる大きな原因は◯◯かもしれない
そもそも退勤後にあまりにも、ぐったり疲れてしまうのはなぜなのか考えたことはありますか?
もしかすると、現在がんばっている仕事があなたに向いていない可能性があるかもしれません。
例えば、自分で元々やってみたかった仕事ややりがいのある仕事であれば、毎日のようにぐったり疲れることはないのは想像できますか?
逆に自分に合っていない仕事の場合、目の前の仕事をすることがしんどすぎることもあるでしょう。
このように、自分に向いている仕事をしている場合と向いていない仕事をしている場合を比べると、大きな疲労感の差が生まれることは言い過ぎではないと思います。
これを機に転職を考えてみることも有りなのではないでしょうか?
試しに下記のサービスに無料登録し、無料のグッドポイント診断(自己分析)を受けた上で、転職先を検討してみるのも有効だと思います。
ぐったり疲れていることを自覚できる段階で、次の手を打っておくことはとても大切なことだと思います。
まとめ
今回は仕事から帰るとぐったりして何もできない時の5つの疲れを取る方法についてご紹介させていただきました。
- 仮眠・睡眠
- 栄養のある食事
- 人と話す・日記をつける
- 適度な運動
- 入浴
睡眠は疲れを取るのに一番効果的なので、できれば昼休みなどに仮眠を取るのが理想です。
食事も医食同源という言葉があるように、健康の維持に欠かせないものなので、疲労回復に効果的な食事を心がけましょう。
疲労しているからと言って運動しなくてもいいということはありません。
なぜなら、基礎体力を底上げすることになるからです。
ただし、あまりにも疲れている場合は、無理せず優しい運動をしましょう。
人と話したり日記をつけることは、アウトプットとして意味があります。
モヤモヤした思いはため込まず、上手に吐き出すことが大事です。
また、運動や入浴は睡眠の質を向上させる上に、ぐったりした帰宅後のタイミングにでも行うことができます。
あなたも今回ご紹介した5つのいずれかのことでも試してみることで、上手に疲れを取ることができ、また明日から気分良く仕事ができるはずです。
ただ、あまりにもぐったり疲れ過ぎている場合には、今の仕事があっていない可能性があります。
その場合は、一旦退職して疲れを癒やしてから今後の人生戦略を考えることも有りでしょう。
もし会社がブラックすぎてスムーズに自ら退職できないようであれば、最近利用者が増えている退職代行サービスも使うことも検討しても良いのではないかと思います。
詳細については下記の記事をご確認ください。
何より身体が一番大切ですから。
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