あなたの職場に「なんか偉そうな態度」「何様のつもりかな」と思う人はいませんか?
そして、そんな人は大抵「偉そうにしてるけど仕事は出来ない」「口ばっかり」と感じているのではないでしょうか。
上から目線の人にも様々なタイプの人がいますよね。
そこで今回は、仕事ができないくせに上から目線の人の3つの特徴を解説します。
特徴1:自分に甘く他人に厳しい
特徴1つ目は、自分に甘く他人に厳しいことです。
客観視が出来ない人に多い傾向があります。
例えば遅刻してきた人がいた場合「社会人としての自覚が足りない」「体調管理も仕事のうち」など言いますが、自分が遅れた時には「体調不良で」「道が混んでて」などと言い訳をし、自分の正当性を訴えます。
これは自分を客観的にみることができない事が原因です。
客観的に自分を顧みることができると、自分に足りない部分を見極めることができ、自分の失敗を認めて反省と改善をすることができます。
しかし仕事のできない人は客観視ができず、その結果自分に甘くなります。
また、このタイプの人は他人には厳しくしますが、自分が厳しくされるとすぐに心が折れる弱い一面があります。
その為、自分に甘く他人に厳しい人への対処法は、上から目線で言われたときに反論すると良いでしょう。
ただし、感情的に反論するのではなく冷静に反論してください。
「なぜそう思うのですか?」と深く追及するのもひとつの手として有効です。
相手に反論されるとは思っていないため、反論されるとビックリして二の足を踏みます。
また、次も反論されるかもしれないと恐れてあまり言ってこなくなります。
自分に厳しくしてくる人とは距離を取る傾向があるので、相手になめられないようにしてください。
特徴2:他人を否定する
特徴2つ目は、他人を否定することです。
プライドの高い人や、自己愛の強い人に多い傾向があります。
例えば会議で意見を出した人に「そのやり方じゃ無理だよ」「いや、それはデメリットがある」と言ったり、お客さまとの交渉後に「今日のお客さまは手応えがあったよ」と言うと「分かんないよ」「そうだった?」と言ったりするなど、否定で返してきます。
何故否定するのか、それは
- 自分の考え方は常に正しい
- 相手を否定することで自分が優位になる
- 相手を肯定すると自分が負けた気がする
このように考えているからです。
また、褒められている人がいれば「自分も同等のことができるからそんなに凄くないよ」という態度を取って相手の優れている所を認めることをしません。
「いや」「でも」が口癖の人がこのタイプになります。
そして、無意識で否定していることが多いです。
実は自分に自信が無いため、相手を否定することで己の価値を見いだそうとしています。
その為、他人を否定する人への対処法は、解決策を聞くことです。
会議をしている中で否定されたときには「そうですね、ではあなたはどのようにしたら良いと思いますか?」「なるほど、他にもっと良い案があるようでしたら是非提案してください」と相手により良い案を出すよう提示してみましょう。
否定だけする人は、何か良い案があって否定しているわけではないので、返されると答えられません。
否定してきたときは、積極的に相手の意見を聞くようにしてください。
特徴3:人の意見に耳を貸さない
特徴3つ目は、人の意見に耳を貸さないことです。
プライドの高い人や、自己中心的な人に多い傾向があります。
例えばあなたがミスをしたとき、ミスした原因を「どうせ○○したからやろ」と勝手に決めつけてきませんか?
そしてそれがミスした原因とは違うとき、説明しようとすると「言い訳するな」とこちらの話を聞くこともなく説教をし続けます。
このタイプの人は、自分が一度「こう」と思ったことを否定されることを嫌います。
自分の間違いを認めたくないが為の防衛本能ともいえるでしょう。
これは先に述べた特徴2「他人を否定する」と心理的に近いものがあります。
自分の持論があり、それを否定されると自分が否定されたように感じるのです。
その為、人の意見に耳を貸さない人への対処法は、一旦相手が満足するまで話を聞くことです。
一通り話終わると相手も少し落ち着くので、そのあとなら話を聞いてもらえるでしょう。
ここで少しでも反論してしまうと火に油を注ぐことになりかねませんので、言いたい事があっても一旦こらえてください。
また、意見を言うときも「こうした方が良い」「この方が効率的」のように断定した言い方ではなく「こうする方が良いかもしれませんね」「このやり方はどうですか?」と、するしないの判断を任せると耳を傾けてくれやすくなります。
プライドを刺激しないように配慮し、言葉をうまく使ってください。
まとめ
いかがでしょうか、仕事ができないくせに上から目線の人の3つの特徴を解説しました。
- 自分に甘く他人に厳しい
- 他人を否定する
- 人の意見に耳を貸さない
上から目線の人との付き合いは精神的にとても疲れます。
しかし、仕事の関係上関わらないという選択が難しいこともあるでしょう。
極力最小限の疲労ですむように上記のことを参考にしてみてください。
それでも「これ以上この人と関わりたくない」「耐えられない」と感じるのであれば、転職をすることも手段のひとつなので考えてみてください。
こちらの記事も是非ご覧ください。
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