キャリアアップに興味ない人が目指すゴールはこれだ!

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最近では、キャリアアップをすることに興味がないという人に対しても、なぜか上司や同僚が勧めてくるケースが増えています。

そんなことを言われても、正直なところ、興味がないのだから迷惑でしかないですよね。

今ではキャリアアップを重視していない人にも、様々な道があることを知らないのでしょう。

ということで、今回はキャリアアップに興味がない人が目指すゴールをいくつか紹介します。

目次

キャリアアップに重きを置いていない人の3つのゴール

キャリアアップを重視していない人には、これから紹介する3つのゴールがあるのではにかと考えられます。

この記事を見てくださっているあなたはどのようなイメージを持っていますか?

ぜひ自分の理想とするゴールを少しでも想像してみてください。

①趣味優先スタイル

キャリアアップに興味がない人の中には、仕事よりも趣味を優先したいと思っている人も多いのが現実です。

最近では、非常に多くの趣味が世の中にあり、誰もがそれらをできるような状態なので、趣味優先スタイルを選ぶ方も多いのです。

例えば、下記のような趣味が最近では特に活発的です。

  • 筋力トレーニング
  • ランニング
  • サイクリング
  • キャンプ
  • ゴルフ
  • 釣り
  • ヨガ
  • ペット
  • 映画鑑賞
  • テレビゲーム
  • スマホゲーム
  • コスプレ
  • 占い

これらのような趣味に没頭して楽しんでいる人は、仕事は二の次です。

「ぶっちゃけ仕事は生きていくためにやっているだけ」と思っている人も多いことでしょう。

人生は人それぞれなので、趣味優先スタイルを選んでも何も問題はないはずです。

②副業両立スタイル

本業の収入を増やすよりも、副業の収入を増やす方が楽だと思っている人は多いのではないでしょうか。

そのような人は副業両立スタイルをエンジョイしています。

例えば、年功序列の会社に勤めているのであれば、なおさらそれを実感できるのではないかと思います。

「1年頑張ったら、月収5千円アップ。年間で6万円アップか」

「いや、年間で6万円だったら、何か副業を頑張って10万円でも20万円でも稼いだ方が良いよな」

このように考えてしまうのは、もやは当たり前のことではないでしょうか。

バカバカしくなってしまいますよね。

もし今から副業両立スタイルを目指して、収入の底上げをしていきたいと思っているのであれば、下記のようなサービスが向いているのではないでしょうか。

現役クリエイターによる直接指導!Webクリエイタースクール【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】

上記スクールで習得できるようなウェブ系スキルは、副業両立スタイルには確実に向いていますよね。

もし現状、副業ができるような余裕がないような仕事をしているのであれば、環境を整えるためにも転職をした方が良い可能性があります。

その際は、下記のサービスに無料登録していただき、強み分析(グッドポイント診断)を受けてから自分に合った仕事を探していくのが良いのではないかと思います。

転職、求人情報ならリクルートの転職サイト【リクナビNEXT】

副業両立スタイルは、精神的に非常に安定するものだと思います。

趣味が特にない場合は、一旦副業をしながらお金を貯めておくのも良い選択でしょう。

③家族優先スタイル

最近では、共働きによる影響や子どもが産まれた影響による「家族優先スタイル」が、社会的に認められている傾向にあります。

そのため、パートナーや子どもを優先することを前提とした働き方を求めている人も多いのです。

このスタイルの場合、下記のような勤務条件を希望しているケースが目立ちますよね。

  • 週休3日制
  • 短時間勤務
  • 完全テレワーク

企業側も、家族優先スタイルの人を優遇するような条件を提示して、求人をしているケースが増えて来ています。

このスタイルで今後過ごしていくことは全く問題ないと思うので、周囲から変なプレッシャーを受けたとしても無視して自分を貫いていくのが良いでしょう。

新しい条件の会社を探していくのであれば、下記のようなサービスにひとまず登録しておくのも選択肢として有りだと思います。

転職、求人情報ならリクルートの転職サイト【リクナビNEXT】

将来のことを考えてあらゆる選択肢を把握しておくことは大切でしょう。

キャリアアップを目指さなくても良い5つの理由

もしあなたが、「キャリアアップに興味がないと思っている私は変なのかも」思っているのであれば、ちょっと待ってください!

会社に所属していても、キャリアアップに興味のない人は、あなた以外にも当然います。

そして、興味がないこと=悪いこと、とはならないのです。

ここからはキャリアアップに興味がなくても問題ない5つの理由をご紹介します。

理由1:報酬に見合わない責任が増えるから

当然ですが、キャリアアップすると責任は以前より増えます。

「そんなの言われなくてもわかるよ」と思われるかもしれませんが、ただ増えるだけではありません。

増える責任は以前の倍以上なのに、それに見合った報酬を得られることは稀だということです。

例を挙げると、月の収入が30万円の人がいたとします。その人が出世して、月40万円になったとします。

その結果、どうなるでしょうか?

一見すると月の収入が10万もアップしているので、キャリアアップしてよかった、となりそうですよね。

しかし、そこまでかけた年数と増えた仕事量と責任は、本当に10万円分なのでしょうか?

会社の方針に従って、キャリアアップするために残業する毎日。

職種によっては、かなり遠い場所まで出張することもあるでしょう。

しかも、それは1年間だけでなく、3年、5年もしくはそれ以上続けてようやく手に入れるのがほとんどです。

キャリアアップを迎えてからも、与えられた仕事量は以前の比ではなく、部下の教育にお客様との対応などで、残業の日々はこれからも続くでしょう。

今想像してみただけでも、より高いキャリアとより高い給料は、数年の努力をかけるだけでなく、今後はそれ以上の働きが要求されることは間違いありません。

キャリアと責任を天秤にかけたとき、あなたはそれに納得できるでしょうか。

「納得できた」と思い込むので精一杯ではないでしょうか。

キャリアアップで多くの報酬得られても、それに釣り合わないくらいの責任や仕事量が要求されるでしょう。

理由2:スキルが身に付くとは限らないから

意外に思われるかもしれませんが、キャリアアップしても、必ずしもスキルが身につくとは言えません。

「役職が上がったんだし、今まで出来なかったことが出来るんじゃないの?」と思ったりすることが一般的かと思います。

もちろんその考えは、一部分では正しいでしょう。

しかし、やることが増える=新しいことが出来る、と安易に考えるのは危険です。

私が以前働いていたIT系の会社では、上司として私を指導してくれた人も、私と同じプログラム開発やスケジュール管理が主な仕事で、管理職としての仕事はお客様との打ち合わせ程度でした。

何年もかけて働いて、キャリアアップしたにもかかわらず、新しくできることは1つや2つくらい。

しかも、報告・連絡・相談は、管理職の人でなくても、当然に行うべき基本の仕事です。

そこに輪をかけて悲しい事実がありました。それは、その現場で学んだことは、他の現場で通用しないことです。

キャリアアップして学んだことは、他で通用しないローカルルールだったのです。

全ての職業で、同じことが起きるとまでは言いませんが、新しく学んだことが必ずしも別の現場・会社でも使えるスキルという保証はありません。

キャリアアップで得られるスキルが、あなたの長い人生で必ず役立つという考えは、一度改めるべきでしょう。

理由3:苦手な人との付き合いが増えるから

当然ながら、キャリアアップすれば、その役職に見合った人との関わりが増えるので、苦手な人との関わりは以前よりも避けられません。

部下の指導や上司への報告、お客様との打ち合わせなど、関わる人は以前とは比にならないほど多岐に及ぶようになります。

今までは、上司とのやり取りや同僚との会話程度で、仕事をこなす日々を送るだけで十分だったかもしれません。

もちろんその中でも、苦手な人との会話もあったと思います。

キャリアアップすることによって、交流する人は増えるので、苦手な人も必然的に増えます。

仕事のストレスの原因の一つに挙げられるのが、人間関係です。

キャリアアップすることで、ここにストレス要因の一つが加わってしまうのです。

もし苦手な相手が、お客様の立場であれば、なかなか強く出ることが出来ないでしょう。

あなたが考えている以上に、このストレス要因は深刻になってくるはずです。

もしあなたが、飲み会などが苦手であれば、より大きなストレスになることは目に見えています。

仕事で関わる相手が変化することで、あなたの体調に悪影響を及ぼす可能性は、否定できません。

理由4:プライベートの時間が減るから

キャリアアップによって仕事量は格段に増えるので、プライベートの時間も削れるのは間違いありません。

突然の業務トラブルで、出勤して管理せざるを得なくなったり、上司への報告書の数が多すぎて、勤務時間内に終えることが出来ず残業、となってもおかしくありません。

場合によっては、勤務時間外でのお酒の付き合いや部下からの相談を受けるかもしれません。

つまり、勤務時間とみなされないサービス残業とも言える時間が、あなたのプライベートの時間まで押し寄せてくるということです。

私が以前勤めていた会社では、上の役職の人は何かトラブルが発生すれば、必ず休みの日にも出勤していました。

また、会社で会議が開かれれば、毎週のように出席していました。

そしてその時間は、勤務時間としてカウントされていなかったのです。

職種が違えば、勤務時間として認められ、給料に加算されることもあると思います。

ただし、いずれにせよ、業務時間外まで仕事と向き合い続けることになることは間違いないでしょう。

休みの時間まで仕事をしていたり、どこか頭の片隅で仕事について考えていれば、体調は悪化しても不思議ではないでしょう。

一度きりの人生の貴重な時間、そのほとんどを仕事に奪われ続ければ、体に異常をきたすのは、火を見るよりも明らかです。

理由5:終身雇用の維持が困難になっているから

これは多くの人が認識していると思いますが、日本の終身雇用の維持は困難になっています。

多様化した現代において、働き方には変化が生じています。

特に感染症によって、リモートワークが注目されるようになりましたよね。

さらに興味深いことに、厚生労働省も「『働き方の未来 2035』~一人ひとりが輝くために~」という報告書で、今後の日本の働き方が、会社に帰属するものではなく、一人ひとりが自由に働き方を選択するようになるということが書かれていました。

企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。

2035 年には、各個人が、自分の意思で働く場所と時間を選べる時代、自分のライフスタイルが自分で選べる時代に変化している事こそが重要である。

働く人は仕事内容に応じて、一日のうちに働く時間を自由に選択するため、フルタイムで働いた人だけが正規の働き方という考え方が成立しなくなる。

さらに兼業や副業、あるいは複業は当たり前のこととなる。

出典:「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会について 一部抜粋

副業や兼業、自分のワークスタイルに合わせた時代が主流になるのです。

もう既に、それが主流になっている業界もあるでしょう。

今までのキャリアアップへの努力と、それなりの給料を信じて進んできた人にとって、終身雇用が約束されなければ、とてつもない徒労感に見舞われるでしょう。

多様な働き方が求められる時代というのは、目の前に迫っています。

その中で、キャリアアップに必死になったとしても、あなたがキャリアを形成するまでに、その会社は存続しているでしょうか。

今求められているのは、キャリアアップではなく、自分の力で進む道を切り拓いていくことなのではないでしょうか。

一つの会社でキャリアアップを目指すのではなく、自分のライフスタイルを確立できる力を身に着けることが、今を生き抜くのに必要なスキルと言えるでしょう。

まとめ

今回は「キャリアアップに興味がなくても問題ない5つの理由」をご紹介しました。

下記の通り、まとめます。

  1. 報酬に見合わない責任が増える
  2. スキルが身につくとは限らない
  3. 苦手な人との付き合いが増える
  4. プライベートの時間が減る
  5. 終身雇用の維持が困難になっている

以上が、5つの理由になります。

「キャリアアップに興味がないなんて、なんで会社にいるんだ!」と上司に言われても、気にする必要はありません。

多様化している現代では、キャリアアップに興味がなくても、あなたのスキルが伸びないわけではありません。

そのため、「キャリアアップに興味がない私は、おかしいのかな?」と思わなくて大丈夫なのです。

大切なのは、自分が価値があると思うものに対して、情熱を向けられるか、自己実現に向けた道を歩めるか、ということにかかってきます。

今のあなたが実現したいことを考え、それに向かって突き進むことで、自分だけのキャリアを作っていきましょう。

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