仕事をできるようになりたいのに、どれだけ頑張ってもできるようにならないんだ…
あー、そんな人いるよね。
そんな人はこんな特徴を持ってるから、この辺りを直すと良いよ。
「仕事をできるようになりたい…」とは思っているのに、なかなかできるようにならないなんて悩みを持っている人も多いと思います。
残念なことですが、どれだけ仕事のスキルや知識を頑張って身につけても、仕事ができるようにならない人もいます。
どれだけ頑張っても仕事ができないって苦痛でしかないですよね。
ですが、その原因は仕事の内容云々よりも、自分自身にあることが多いです。
そこで今回は、仕事ができない人が共通して持っていると私が思う特徴を5つご紹介していきたいと思います。
特徴1:報連相ができない
仕事ができない人は、報連相が全くできていないことが多いです。
報連相とは、報告・連絡・相談のことで、社会人であるならばできて当然と言われるくらい大切なものです。
営業マンならアポに行く前、行った後に上司に報告するのが当然ですが、それさえできない人が多く、そういった人は総じて仕事で成果を残せていないイメージが多いです。
例えば、私の友人に大企業で新規開拓の営業をしていた人がいましたが、彼は同期300人中テレアポや飛び込み営業の数を誰よりもこなしていました。
にもかかわらず、成績は最下位とまでは言わないまでも下から数えてすぐくらいでした。
そんな頑張っていた彼ができなかったことが報連相でした。
「今日はどんなことがあった」「アポに行ってお客さんにどんなことを言われた」などを上司に相談することもなく、自分の考えのみでやっていました。
昔から営業の経験があるならまだ分かりますが、営業経験のない人が自分の考えでやったところで成果に結びつかないことはすぐに分かります。
報連相の目的は、上司が部下を管理するという意味合いもありますが、それ以上に、自分が今やっていることが正しいのかということを確認することでもあります。
プライドの高い人ほど自分の考えのみでやってしまいがちですが、成果を出していない自分の考えできるようになろうとすることは、掛け算もわからない小学生に大人が高校数学を教えてもらってできるようになると思っているくらい非現実なことなので、注意するようにしましょう。
特徴2:相手の都合ではなく、自分の都合で動いてしまう
仕事はさまざまな人との関わりがあって成り立ちます。
それは、お客さんだったり上司だったり一緒のプロジェクトに取り組んでいる同僚だったり。
にもかかわらず、常に自分の都合のみで動いてしまう人は基本的に仕事ができません。
物事に優先順位をつけられない人はまさにこの特徴に当てはまります。
例えば、締め切りが1週間後のある仕事に取り組んでいた時に、今日中に仕上げないといけない仕事が入ってきた時でも、先に取り組んでいた仕事が中途半端だからそっちを先にやってしまおうと考えがちです。
ちゃんと優先順位を考えられる人は、たとえ先にやっていた仕事が中途半端だったとしても、緊急性の高いものを先にやって、余裕を持つようにします。
緊急性の高いものを後回しにすることで、締め切りがどんどん短くなり、時間に追いかけられて結局良い仕事ができなかったりします。
仕事では相手の都合によって動かなければならない時も多々あるので、そういった時に柔軟に対応できることが仕事ができることにも直結してきます。
仕事においては、常に優先順位を考えて、自分の都合で動かないようにしましょう。
特徴3:仕事ができない人とばかり付き合っている
会社の中でも仲の良い人とそうでない人に分かれると思います。
そして、仕事ができる人は仕事ができる人と、仕事ができない人は仕事ができない人と仲良くしがちです。
その時に考えて欲しいのは、自分がどのグループに所属しているかということです。
人は環境に染まる生き物です。
例えば、仕事の時間によってもその人の生活スタイルは変わってきます。
7時から17時までが仕事の時間ならその人の生活スタイルはその時間に適合するようになります。
逆に、夜勤の仕事をしている人ならば、夜勤に合わせて生活スタイルになります。
これは、自分が意識していなくても、周りにいる人たちに影響を受けてしまうためです。
だから、仕事ができない人たちとばかり仲良くしていたら、自分も当然仕事ができない人間になっていきます。
なぜなら、その方が自分としては楽だからです。
考えてみれば分かりますが、仕事ができない人が仕事ができる人しかいない環境に行くと、劣等感しか感じません。
同じように仕事ができない人たちと仲良くして仕事の愚痴を言っている方が楽なのです。
そのせいで、危機感を感じることもなく、たんたんと日々を過ごしてしまうため、自分の成長に繋がらない状態になってしまいます。
だから、もしあなたが仕事ができるようになりたいと思うのであれば、無理矢理にでも仕事ができる人たちのグループに属することが重要です。
精神的にかなりきついと思いますが、自分に負荷をかけることで自分の成長に繋がります。
もちろん今まで仲良くしていた人たちと縁を切る必要はないですが、一緒にいる時間を極力無くして、仕事ができる人たちの環境に身を投じる時間を長くすることで、自然と仕事ができる方向に行くことができます。
自分が仕事ができない人たちと一緒にいることが多いと感じるのであれば、その環境を変えることを考えてみてください。
特徴4:逆算思考ができていない
仕事ができる人は、常に逆算思考をしています。
契約を取ることがゴールなのであれば、契約から逆算して、今やるべきことを考えて行動します。
例えば、契約を取るためには、その前にクロージングが必要で、その前には提案が必要で、その前にはお客さんと信頼関係を獲得することが必要で・・・といった感じです。
逆算思考ができない人は、常に目の前の仕事にしか目がいかないため、ゴールまでの道のりが頭の中になく、無駄なことをしてしまいます。
一直線にゴールに向かっている人と、ゴールまでの道のりが分からなくて右へ左へうろちょろしている人なら、どちらの方が早くゴールに辿り着くでしょうか?
どう考えても前者です。
仕事ができない人は、ゴールから逆算して今やるべきことを決めるだけでもだいぶ変わってくるので、一度試してみてください。
特徴5:頑張ってる風を装っている
仕事ができない人は、自分では頑張ってると思っていても、傍から見たら全く頑張っていないという状況に陥りがちです。
これは仕事だけでなく、恋愛でも人付き合いでも何にでも言えることです。
恋愛に例えてみると、自分の意中の相手の好みもわからない状態でアプローチをかけても絶対に成功しませんよね。
たくさんのアプローチの末、デートをすることができた時に、相手はロマンチックなところで食事をしたいと思っているのに、興味のないプロレスの試合に連れていかれてもただ引くだけです。
自分の中ではたくさんアプローチをして頑張ったのに上手くいかなかったと思ってしまいますが、傍から見れば、全く頑張っていない、的外れなことをしていると思われます。
これは仕事でも同じで、自分では頑張っていると思っていても 、実は自分勝手にやっているだけの状態です。
エンジニアの仕事をしている人なら、発注側からしたら女性に向けたデザインのサイトを要望したのに、こっちの方が良いだろと男性向けに作られたサイトを提出されてもクレームものです。
その完成度がどれだけ高かったとしても、相手がそれを望んでいない限り、全くの無意味なのです。
ただ、こういった人は頑張る方向がズレているだけなので、少し意識すればすぐに直すことができます。
これまでの仕事の取り組み方を顧みた時に、自分にこういった特徴がある場合は、自分の心の中の声に耳を傾けるのではなく、相手のことを深く考えるようにすればすぐに直るので、安心してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、私が思う仕事ができない人の5つの特徴についてご紹介してきました。
5つの特徴は以下です。
- 報連相ができない
- 相手の都合ではなく、自分の都合で動いてしまう
- 仕事ができない人とばかり付き合っている
- 逆算思考ができていない
- 頑張ってる風を装っている
頑張ってるのに仕事ができない人は、とても惜しい状態です。
仕事ができない人に最も多いのは、そもそもやっていないことが主な原因ですが、頑張っているのに成果の出ない人は今回ご紹介した特徴を直していくだけでもかなり良くなっていきます。
あなたが仕事ができるようになるのはもうすぐそこなので、仕事ができないと落ち込まないでこれからも頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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