なんだか職場の人に嫌われているような気がするんだ…
もう転職するしかないかなぁ…
ちょっと待って、単なる思い込みかもしれないよ!
たとえ嫌われていたとしても状況を改善したり上手くやっていく方法があるよ!
えっ、そうなの!?
今から説明するから、今の職場でできることはないかを一緒に考えてみない?
職場で嫌われていると感じたことはありますか?
「もしかして自分は職場で嫌われているかもしれない」と不安を抱えながら仕事をすることは大きなストレスになります。
単なる思い過ごしであれば問題ありませんが、実際に嫌われているとなると状況を改善するための対応が必要です。
本当に嫌われているかどうかは、職場の人が発する特定のサインによって知ることができます。
また嫌われやすい人の特徴を知ることで、嫌われる要因が自分にあったかどうかを判断することができます。
そこで本記事では、職場で嫌われている時のサインと嫌われやすい人の特徴、そして嫌われた時の対処法を紹介します。
職場で嫌われている時のサイン
嫌われていると感じた場合には、それが本当であるかどうかを確かめたいですよね。
職場で嫌われている時に相手が出すサインには、以下があります。
サインその1:笑顔がない
職場の人が自分と話をする時にだけ笑顔がない場合、それは嫌われているサインかもしれません。
特に直前まで他の人と笑顔で楽しく話をしていたのに、自分が話しかけた途端に相手から笑顔がなくなった場合には、嫌われている可能性がかなり高いです。
サインその2:目を合わせてくれない
人はネガティブな感情を抱いている相手に対して視線を合わせないことが多いです。
そのため複数人で話をしているときに、自分が視線を合わせようとしても相手が視線を全く合わせてくれない時には嫌われている可能性があります。
サインその3:何か聞いても素っ気ない返答しかもらえない
相手に対して苦手意識や嫌悪の感情がある場合には、それが態度や声のトーンに現れます。
もし仕事のことで質問した時に素っ気なく低い声のトーンの回答しか返ってこない場合には、それは嫌われているサインかもしれません。
サインその4:否定的な意見ばかり言われる
自分が何かを話した場合、否定的な意見ばかり言われる場合も注意が必要です。
嫌いな相手に対してはたとえ共感をしていてもそれは表に出さず、否定的な言葉を言いたくなる人が多いようです。
明確な理由なく頭ごなしに否定されることが多い場合には、より嫌われている可能性が高いと言えます。
サインを送られている気がするなぁ…
それじゃあ、嫌われる原因になるようなことをしていないか確認してみよう!
原因によって対処法も変わるからね!
職場で嫌われやすい人の特徴
それでは、どのような人が嫌われやすいのでしょうか。
ここでは職場で嫌われやすい人の特徴を紹介します。
職場で嫌われた時のサインに心当たりのある人は、自分に当てはまる特徴がないか確認してみましょう。
特徴その1:挨拶をしない、感謝をしない
「挨拶をすること」と「感謝の言葉を伝えること」は、職場での最低限のコミュニケーションです。
出社時や退社時に挨拶をしない、また仕事でフォローしてもらった時やアドバイスをもらった時に感謝の言葉を伝えないと相手はどう感じるでしょうか。非常識な人と感じるはずです。
そのため、次第に周りから距離を置かれてしまいます。
特徴その2: 人を見下すような態度をとる
人を見下すような態度は相手に不快感を与えます。特に人にアドバイスをする時は、その言動に注意が必要です。
なぜなら、人を見下す態度が最も現れやすいからです。
人にアドバイスをすときに、相手に不信感を抱かせる態度として
- 自分の優秀さを示したいがために必要としていないことまでアドバイスをする
- 相手を批評するような言い方をする
- 相手を思い通りに動かそうとする言葉を使う
といったことがあります。
不快感を抱く相手とは当然、積極的に話をしようとは思わなくなります。
その結果、次第に距離を置かれるようになります。
特徴その3:気分屋、自己中心的
感情の起伏が激しい人は、周囲から敬遠されます。その日の気分によって態度が大きく変わる人とは積極的に関わりたいとは思えませんよね。
また、自分の思い通りにならないと機嫌を害するような自己中心的な人も同様です。
いずれも関わりづらい人と評価されてしまいます。
そのため、周囲から距離を置かれやすい存在になるでしょう。
特徴その4:責任転嫁する
責任転嫁とは、自分に非があることを分かっていながら相手に責任を押し付けることです。
責任転嫁をする人に対して好意的な気持ちは持てません。
そのため、仕事の責任を押し付けてくる人とは一緒に仕事をしたいとは思えませんよね。
その結果、周囲から浮いた存在になってしまう可能性が高いです。
残念ながら思い当たる節があるよ…
それに気づくことが大切なんだ!
実は、嫌われる原因に気づくことは対処法の1つなんだよ!
嫌われた時の対処法
嫌われていることが明らかになった場合には状況を改善していきたいと思いますよね!
そのためここでは、嫌われている状況を改善するための4つの主な対処法を解説します。
対処法その1:嫌われている原因を明確にする
まずは、嫌われている原因を明確にすることが大切です。
嫌われていると感じた場合、周囲に嫌われるようになった原因があるはずです。
そのため、嫌われてしまった理由について分析してみましょう。
理由が分かれば、状況を改善する方法が見えてきます。
理由を考えるにあたっては「本記事で示した嫌われやすい人の特徴」を参考にしてみてください。
対処法その2:過去の言動を謝り改善する
嫌われている原因として心当たりがあった場合には、その言動を周囲に素直に謝りましょう。
その上で、言動の改善に努めましょう。
私の過去の職場に責任転嫁を繰り返す人がいました。
その結果、その人は部内では浮いた存在になっていましたが、ある時を境に部内の人と楽しく話すようになっていました。
同僚に事情を聞いたところ、過去の言動を謝罪し状況を改善しようとする姿勢が見られたことで、周囲の許しを得ることができたようです。
改善しようとしていることが周囲に伝われば、周囲の接し方が好転する可能性はあります。
すぐに状況が好転することはなくても粘り強く改善を続けることが大切です。
対処法その3:嫌われていることを受け入れ仕事の成果に集中する
もし嫌われている原因に心当たりがなかった場合には、嫌われていることを受け入れ仕事の成果に集中することも方法の一つです。
そもそも職場に限らず、誰からも好かれる人はいません。
人の価値観はそれぞれ異なるため、価値観が違うという理由で距離を置かれることはあり得ます。
価値観の異なる人に無理に好かれようとする必要はありません。
会社で大切なことは、周囲から好かれることではなく仕事の成果を出すことです。
そのため、嫌われている場合には関係性をわざとこじらせる必要はありませんが、最低限の関係性を維持していくことで十分です。
職場の人気と仕事の成果は必ずしも比例しません。
周囲から嫌われていても素晴らしい成果を上げている人はたくさんいます。
全員から好かれる必要はないと割り切る気持ちも大切です。
対処法その4:上司に相談する
職場で嫌われていると感じる状況が続いて辛いときは、信頼できる上司に相談してみましょう。
相談をすることで
- 原因となっている自分の言動に関するヒント
- 状況を改善するためのアドバイス
をもらえる可能性があります。
私は過去に会話をするときに全く視線を合わせてくれない同僚がいました。
心当たりのある言動は思いつかなったため、状況を改善するようなことはしていませんでした。
しかしある時ふと上司に話をしてみたところ「たまに上から目線の言動をすることがあるからそれが原因ではないか」と言われました。
上司の言葉を受けて同僚と話をしたところ、まさに図星でした。
その後、自分の言動を詫び改善に努めたことで同僚との関係性は良好になりました。
辛いときには周囲に助けを求めることは必要です。
まとめ
今回は、 職場で嫌われている時のサインと対処法を紹介しました。
職場で嫌われている時のサインとして
- 笑顔がない
- 目を合わせてくれない
- 何か聞いても素っ気ない返答しかもらえない
- 否定的な意見ばかり言われる
職場で嫌われやすい人の特徴として
- 挨拶をしない、感謝をしない
- 人を見下すような態度をとる
- 気分屋、自己中心的
- 責任転嫁する
そして、職場で嫌われた時の対処法として
- 嫌われている原因を明確にする
- 過去の言動を謝り改善する
- 嫌われていることを受け入れ仕事の成果に集中する
- 上司に相談する
を紹介しました。
周りから嫌われる状況は避けられるなら避けるに越したことはありませんが、職場には色々な価値観の人がいる以上、職場の誰かに嫌われることは自然なことと言えます。
そのため、誰かに嫌われていると思っても焦っったり必要以上に不安に感じる必要はありません。
自分の行動で状況を改善できる場合には改善し、そうでない場合には自分のやるべきことに集中することが得策です。
もし、自分の行動を改善したり上司に相談したりしても状況の改善が見られない場合は、職場を辞めて転職するのも一つの手です。
自分自身では改善できないような相手の理不尽な理由で、不当な扱いに耐える必要はありません。
仕事が辛くて退職したくなった時の対処法はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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