辞表を出したら「次の人が見つかるまで続けて欲しい」と言われちゃったんだ
ポチはそれでいいの?
本当はすぐ辞めたかったんだけど、引き止められてどうしたらいいのかわからなくなっちゃった
退職を引き止められたらどうしますか?
入社して間もない時に退職するという決断をするだけでも、とても勇気のいることですよね。
そこで「もう少し続けてみようかな」と感じたなら続けてもいいでしょう。
そうでない場合は退職を引き止める会社側の考えを理解しておくのも大切です。
今回は、新入社員が退職を引き止められる時のよくあるセリフ5選をお伝えします。
新入社員が退職を引き止められる理由
まず、なぜ退職を引き止められるのでしょうか?
理由を知ることで備えることも可能です。
- 求人を募集するのに費用がかかる
- 再教育するのが時間の無駄
- 社会経験が少ない分引き止めやすい
- 会社や上司の評価が落ちる
辞めて欲しくない理由が会社によって色々ありますが、多くあるのが上記の理由です。
「次することを既に決めている」など、辞める決意が固まっていたら引き止められるわけにはいきませんよね。
だからといって実際面と向かって引き止められると、心が揺らいでしまうものです。
その結果余計なことを言ってしまい、後悔してしまうこともあるので、事前に答えを考えておく必要があります。
そうすることで、焦らず対応することができます。
よくあるセリフ1:新入社員で辞めるなんてもったいない
1つ目は「新入社員で辞めるなんてもったいない」というセリフです。
「ミスが多い」「なんとなく」
などの理由の時によくあるセリフです。
会社のために引き止めたいという場合もありますが、あなた自身のことを思って引き止めてくれてる場合もあります。
実際に短期間で仕事を辞めるというのは、次の就活の際にマイナスポイントとして見られることが多いです。
- 仕事が続かない人と思われる
- 打たれ弱い人と思われる
- 就活で前職の経験を活かしたアピールができない
などです。
もし、次に何をしたいのかというところが詳しく決まっていない場合は、もう少し頑張ってみるのもいいでしょう。
続けることで達成感を感じて楽しくなることもありますよ。
よくあるセリフ2:仕事に慣れたら考えが変わるよ
2つ目は「仕事に慣れたら考えが変わるよ」というセリフです。
「他の仕事に挑戦したい」などの理由を伝えた時によくあるセリフです。
なぜなら、今の仕事の楽しさがまだわかってないと思われて引き止められやすいです。
仕事を覚えると今までスムーズに出来なかったことも改善されて評価してもらえるようになります。
すると、今とは違う仕事を任されることもあります。
そうした中で楽しさを感じることもあるはずです。
しかし、やはり業種によっては向き不向きはあるので無理は禁物です。
向いてない仕事をするのはストレスがどんどん蓄積されていくので、早めに辞めて自分にあう分野で頑張った方がいいでしょう。
よくあるセリフ3:急に言われても困る
3つ目は「急に言われても困る」というセリフです。
例えば辞める1ヶ月前などに伝えた場合、引き継ぎが間に合わなかったり、次の人を採用するのに間に合わなかったり色々とバタバタしてしまいます。
「退職っていつまでに伝えたらいいんだろう」と私自身も迷ったことがあります。
ギリギリに言うのはだめだとわかっていても、早くから伝えてそこから退職までの間が気まずくなるんじゃないかと思ってしまい、なかなか伝えられないことがありました。
実際、迷ってしまって辞めたい日が迫ってきて慌てて伝えて辞めた結果、上司や同僚に迷惑をかけてしまい円満退職できなかったというケースもあります。
そうなると、気持ち的にスッキリしなくて次の仕事に前向きになれないこともあります。
後から後悔することのないように、今の会社の人にしっかり感謝を伝えて、応援されるような辞め方をしたいところです。
その為にも退職する意思は3ヶ月前にはしっかり伝えましょう。
そうすることで、このセリフで引き止められる可能性が低くなります。
よくあるセリフ4:次の人が見つかるまで続けて欲しい
4つ目は「次の人が見つかるまで続けて欲しい」というセリフです。
なぜなら、会社にとって退職者がでるということは、人手が足りなくなるということなので最も言われやすいセリフです。
もし次の人が採用されるまで待つことが出来るのなら待ってもいいでしょう。
しかし、退職を伝えている以上待てないことの方が多いですよね。
また、実際には求人募集をしておらず言葉だけのケースがあります。
その場合いつまで経っても辞めることができなくなってしまい退職のタイミングを逃してしまいます。
なので、延長できるならば延長できる期日を伝えて交渉してもいいでしょう。
交渉がうまくいかないようでしたら、だらだらならないようにスパッと断る勇気が必要です。
よくあるセリフ5:違う部署で仕事をしてみない?
5つ目は「違う部署で仕事をしてみない?」というセリフです。
なぜなら、退職理由が異動することで解決することもあるため、言われるセリフです。
人間関係や、どうしても今与えられてる仕事に慣れることが出来ないという退職理由の時に言われやすいです。
現状の待遇などに不満がないのなら、受け入れてそのまま続けてもいいでしょう。
しかし、私の知人は受け入れたもののいつまで経っても異動にならず、やっと異動が決まったと思いきや、退職の意思を一度伝えたことが伝わっていて、異動した先で肩身が狭い思いをしたと言っていました。
その結果、今度は別の理由で悩むことになり、余計辞めにくい状況に陥ってしまいました。
また、異動したとは言っても同じ会社に変わりはないので、短期間で元々いた部署に戻されることもあります。
結果的に再度、辛い状況に逆戻りで同じことで悩むようになってしまいます。
そうなる前に今の会社にいても自分が成長できないなど理由をしっかり伝えるようにしましょう。
新入社員が退職を引き止められたときの3つの対処法
辞めたい意思を伝えたのに何度も引き止められるんだ
それは、ポチの気持ちがしっかり伝わってないのかもしれないよ
「何度も引き止められる」
辞めたいのに辞められない状況は辛いですよね。
明確な理由があり、退職したい場合は伝えるだけでもとても勇気がいりますよね。
そんなときに引き止められてしまうと水の泡になってしまいます。
わかってもらえるよう伝えましょう。
対処法1:ハッキリ伝える
優柔不断なやりとりをしてしまうと、引き止めたら残ってくれるかもと思われてしまいます。
なので、曖昧な感じにやり過ごすのではなくハッキリ相手に伝えましょう。
そうすることで、退職の意思が強いと相手に伝わるでしょう。
対処法2:退職後の目標を伝える
今後のことが決まってないと「もう少し続けてみない?」と言われてしまいます。
なので、今勤めてる会社を辞めたあとに何をしたいのかというところを伝えましょう。
そうすることで、辞めたあとのことをしっかり考えてるなら引き止めても残ってもらえないと相手に伝わります。
対処法3:退職代行サービスを使う
「何を言っても伝わらない」「相手にしてもらえない」
何度も続くと、退職を伝えるのも嫌になってきてしまいますよね。
そんな時は退職代行サービスを検討してみましょう。
まとめ
新入社員が退職を引き止められる時のよくあるセリフについて5つご紹介しました。
・新入社員で辞めるなんてもったいない
・仕事に慣れたら考えが変わるよ
・急に言われても困る
・次の人が見つかるまで続けて欲しい
・違う部署で仕事をしてみない?
いかがでしょうか?
一大決心を無駄にしないよう、上司から引き止められそうなセリフや、対処法などぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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