最近、新人の元気ないんだ、心配だよ…
すごくやる気のある子って言ってたよね
どうしたんだろう?
この前、仕事でミスして上司からきつく叱られてたんだ
それが原因かな?
時には叱る事も大切だけど
場合によってはパワハラになっている可能性もあるぞ!
「最近、新人の元気がない様に見える」そう感じる時はありませんか?
ようやく仕事が出来るようになり、期待していたのに、心配になりますよね。
もしかするとその原因は、上司や先輩からの「パワハラ」にあるのかもしれません。
そこで今回は「新入社員が退職したくなるほどのパワハラはどんなもの?」というテーマでお話ししていきたいと思います。
新入社員はパワハラを受けやすい
どうして新人にパワハラをするんだろう?
いわゆる「弱い者いじめ」だね
自分の権力を利用して、感情をぶつけているんだ
新入社員は上司や先輩からパワハラのターゲットにされやすいという特徴があります。
なぜなら、新入社員は会社の中では「一番仕事が出来ない人」という弱い立場にあるからです。
今まで弱い立場にあった職員は、その優位性を利用し、指導と言う名のパワハラを行い、自分の存在価値を見いだそうとします。
また、受け手側も社会経験が少ないため、指導とパワハラの区別がつかず、言い返す事が出来ません。
その為、さらに指導はエスカレートし、より悪質なパワハラに変わっていきます。
そうさせないためにも、私達はパワハラについてしっかりと理解する事が大切です。
指導とパワハラの違い
指導で受け手が不快になったら、パワハラなの?
全てがそうなる訳ではないんだ
だからこそパワハラを正しく理解する事が必要だね
パワーハラスメントは、受け手が不快かどうかで判断できるものではありません。
厳しく注意されたとしても、それが業務の適正な範囲で行われた場合は「指導」となり、パワハラには該当しないのです。
しかし、同じ「指導」であっても、感情的、攻撃的に行われるなど、良識の範囲を超えている場合にはパワハラに該当する可能性があります。
判断するのは難しいですが、この違いをしっかり理解していないと、パワハラがまん延し、職場の雰囲気が悪くなる事も考えられますね。
新入社員が退職したくなるほどのパワハラ3選
実際にどうされたら、パワハラになるのかな?
ここでは具体的な3つの例を挙げてみたよ、一緒に見てみよう!
新入社員が退職したくなるほどのパワハラとはどの様なものなのでしょうか?
ここでは3つの例を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
その1:暴力
殴る、蹴るなどはもちろんですが、新人を励まそうとして頭を小突いたり、肩や背中を叩いたりするのは、ケガの有無に関わらずパワハラになる可能性があります。
また、暴力を振るっていなくても、目の前で机をバンバン叩く、書類を投げつけるなどもパワハラに該当します。
これらの行為は業務をする上で全く必要がなく、単なる「威嚇」や「嫌がらせ」でしかありません。
この様な威圧的な態度では、新人が萎縮してしまい、さらにミスが増えてしまう原因にもなりますね。
その2:お酒の強要
職場の親睦を深めることが出来る歓迎会は、新入社員にとって楽しみなものですが、先輩や上司の言動でそれがパワハラとなる場合があります。
例にあげてみると
「本人がお酒を飲めないと言っているのに、上司が無理矢理お酒を強要して、体調不良になってしまった」
「新人が飲めない事を理由にお酒を断ると、上司から仕事で嫌がらせを受けたり、評価を下げられたりした」
この様に新人の体調不良を招いたり、精神的にダメージを与えたりする行為はパワハラにあたります。
これでは、飲み会に参加するのも嫌になり、職場の雰囲気が悪くなりますね。
その3:人がいる前で、大声で叱る
仕事をしていてミスをすることは誰にでもあります。
特に入社したての頃は、全てが初めて経験する事なので、右も左も分からない状態です。
新人の行動を改善する為に、時には「叱る」という事が必要になる時もあるでしょう。
ただ、「人がいる前で、大声で叱る」行為はパワハラになる可能性が高いです。
叱る本人は、周囲に自分の威厳を見せられて気持ちが良いのでしょうが、周りは違います。
受け手側は、皆に見られた事で「恥をかかされた」と感じ、精神的なダメージを負いますし、職場の雰囲気も悪くなりますよね。
そもそも新人は仕事が出来なくて当たり前!ミスをして当たり前!
それを上手くフォローするのが、上司や先輩たちの仕事です!
それが出来ないような職場では、辞めたいと思ってしまうのは当然と言えるでしょう。
新人へのパワハラを目撃したら
新人へのパワハラを見たら、どうすれば良いの?
新人の話を聞いてみる事だね、そのまま放置しては絶対にダメだ!
職場で新人へのパワハラを目撃してしまった時は、どうすれば良いのでしょうか?
一つだけ守って欲しい事があります、それは「パワハラを見かけても、見て見ぬふりをしない」という事です。
そのまま放置していては、加害者のパワハラがよりエスカレートし、被害者は更に追い込まれます。
まずは新人に話を聞き、人事部や加害者より更に上の上司に相談してみましょう。
第三者が入る事で話の信ぴょう性が高まりますし、加害者も第三社の意見が入る事で「どこまでがパワハラなのか」を知る事が出来るので、自分のしている事がパワハラだと認識します。
あなたのほんの少しの勇気で、パワハラを止める事が可能です!
どうか傍観者だけにはならないで下さい!
まとめ
いかがだったでしょうか?
新入社員が退職したくなるほどのパワハラはどんなもの?
というテーマでお話していきました。
他には
新入社員はパワハラを受けやすい
指導とパワハラの違い
について説明し
新入社員が退職したくなるほどのパワハラ3選として
- 暴力
- お酒の強要
- 人がいる前で、大声で叱る
この3つを挙げ
新人へのパワハラを目撃したら 具体的にどうすれば良いのかを紹介しました。
上司からの新人への指導がエスカレートしているなと感じたら、それがパワハラかを正しく判断し、止める必要があります。
そうする事で、職場の人間関係もスムーズになりますし、作業効率アップが可能です!
あなたのほんの少しの勇気で、快適な職場をつくることが出来ますよ!
仕事のペナルティがパワハラだと感じた時は、こちらの記事もお読みください。
この記事を読んでいただいて、ありがとうございました!
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