恭一!
会社の新人のミスが多くて、困ってるんだ!どうしよう?
ポチ、気持ちは分かるよ。
じゃあ、そういう人たちにどう接すればいいのか、今回は教えていくよ!
お願いします!
「あいつに任せるくらいなら自分でやった方がいいや」
会社でこんな風に思うこと、ありますよね?
部下や同僚に対して、「なんでこんなところでミスするの?」「あの程度の仕事にいつまでかかってるの?」と思うことって、皆さんも一度はあると思います。
いわゆる「仕事ができない人」って、どこの会社にもいるものです。
「仕事ができない人」と一緒に仕事をする場合、彼らにどう対処すべきか?
今回は5つの対処方法をご紹介していきます。
対処方法1:仕事のやり方を教える
対処方法の1つ目は「仕事のやり方を教える」です。
これは相手が「部下」のときに特に有効です。
「仕事ができない人」はそもそも効率的な仕事のやり方を知らないことが多いです。
そのため、自己流になってしまい、仕事を終えるのが遅れたり、完成度が低くなってしまうのです。
そうであれば「仕事のやり方を教える」ことで、問題は少しずつ解決していきます。
「仕事のやり方を教える」ときに注意すべきことがあります。
それは「相手の立場になる」ことです。
仕事ができる人は「仕事ができない人」とは考え方が異なります。
そのため、「何でこんな簡単なことができないの?」と批判的になってしまいます。
しかし、そういう態度で接すると、反感を買うことになりかねません。
やり方を教えるときは批判的になるのではなく、「こうするともっと良くなる」「あなたに期待してる」という気持ちでのぞむことで、相手に受け入れてもらいやすくなります。
「仕事のやり方を教える」ときには、批判的にならないように注意しましょう。
対処方法2:チェックリストを作る
対処方法の2つ目は「チェックリストを作る」です。
これも対処方法1と同じく、相手が「部下」のときに有効です。
対処方法1でも述べましたが、「仕事ができない人」は効率的な仕事のやり方を知りません。
それならば効率的に仕事をする上で、気を付けるべきことを「チェックリスト」にまとめて、渡してあげましょう。
「わざわざチェックリストを作るのは面倒くさい」「注意するだけでいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、注意をするだけなら、一度口でいうだけで済むので、とても簡単です。
しかし、「仕事ができない人」は一度直すように言っただけでは、すぐに忘れてまた同じミスをする可能性が高いです。
何度も同じことを注意することは、注意する側を嫌な気持ちにさせます。
一方で、「チェックリスト」を作ることは大変ですが、一度作ってしまえば「これに従って仕事して」と伝えるだけでいいのです。
相手も気を付けるべきことが分かれば、ミスは減っていくでしょう。
「チェックリストを作る」ことは自分にとっても有益なのです。
対処方法3:現状をこまめに確認する
対処方法の3つ目は「現状をこまめに確認する」です。
「仕事ができない人」は分からないことがあっても、誰かに聞かず自己流でやってしまう傾向があります。
この問題は「今、何の仕事をしているか」「分からないところがないか」をこまめに確認してあげることで解決できます。
「現状をこまめに確認する」ときには注意点があります。
それは「確認の仕方」です。
現状を確認するときは、できるだけ具体的に質問するようにしましょう。
「仕事ができない人」に「何か分からないところある?」と漠然と質問しても、上手く答えられないでしょう。
「~の件だけど、今どこの工程まで終わってる?」
「~の部分でやりにくく感じることはない?」
など、できるだけ具体的に質問すれば、相手も答えやすいです。
現状を確認するときは、できるだけ具体的に質問することを心がけましょう。
対処方法4:コミュニケーションを多くとる
対処方法の4つ目は「コミュニケーションを多くとる」です。
これは相手がどんな立場の人にも有効です。
「コミュニケーションを多くとる」のは、「仕事をしやすい雰囲気」を作ることが目的です。
ここで言うコミュニケーションとは、仕事のことだけでなく、プライベートも含みます。
コミュニケーションを多くとることで、相手と打ち解けやすくなり、仕事の相談もしやすくなります。
「仕事ができない人」は相手に積極的に質問することをあまりしません。
そのため、独りよがりな仕事をしてしまいがちです。
普段からコミュニケーションを多くとっていれば、質問しやすい雰囲気ができます。
「あの人に聞けば教えてくれる」と思ってもらえれば、相手の方から分からないことを質問してくれるようになるでしょう。
少し遠回りではありますが、「コミュニケーションを多くとる」ことで、「仕事ができない人」に信頼してもらえるようになりましょう。
対処方法5:仕事の振り方を考える
対処方法の5つ目は「仕事の振り方を考える」です。
「仕事ができない人」は複数の業務を同時に行うことが苦手です。
そのため同時に業務を振りすぎると、やりきれなくなってしまいます。
だから仕事を振るときは、相手ができる範囲で仕事を振るようにしましょう。
ここで重要なのは、「相手ができる範囲で」ということです。
同時にできる業務の量は人によって異なります。
そのためどのくらいの量の業務を振るかは、相手と相談して決めていくのがいいでしょう。
そして慣れてきたら、少しずつ振る業務の量を増やしていけばいいのです。
まとめ
いかがでしたか?
仕事ができない人への対処方法は
- 対処方法1:仕事のやり方を教える
- 対処方法2:チェックリストを作る
- 対処方法3:現状をこまめに確認する
- 対処方法4:コミュニケーションを多くとる
- 対処方法5:仕事の振り方を考える
の5つです。
どこの会社にも、「仕事ができない人」はいます。
その人たちを「仕事ができないから」といって、切り捨てることは簡単です。
しかし、それでは根本的な解決にはなりません。
重要なことは、「その人たちとどうやったら上手く仕事ができるか?」を考えることです。
そうすれば、「仕事ができない人」だけでなくあなた自身も成長することができます。
もしあなたが会社で「仕事ができない人」に困っていたら、今回の記事を参考にしてみてください!
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